先日、ちょっとした空き時間で
本屋をぶらついていたときのことです。
何気なく株式投資の書籍を
手に取って読んでみました。
そこにはなんと驚きの
ことが書かれていました。
どうやら投資で得られる
年利10%では、少なすぎると。
だからトレードで
月利10%以上を狙えと。
いろいろな投資をやりましたが、
年利で10%出れば
かなり優秀なレベルです。
というか、出ないものがほとんど。
投資信託では見たことがない数値です。
不動産投資でも、
普通に聞くのはせいぜい6%。
でもこの6%って、広告費や固定資産税、
修繕積立費を考えていない表面利回りで、
実質利回りは3%もいかないでしょう。
そして、月利10%のほうは
もっと驚きです。
細かい上げ下げを取れば、
飛躍的に利益を上げられる!
という話でした。
どこの世の中に
細かい上げ下げに対して
資金全力投入できる人がいるんですかね?
しかもしかもです。
細かい上げ下げ全部とるってことは
100発100中のトレードです。
あまりに現実離れしていたので
読んでて笑ってしまいました。
この通りできるなら
誰でも億万長者になれるでしょう。
絶対にこの通りできるわけありませんが。
誰がこんな本買うんだろう?と
不思議に思いました。
きっと、欲張りさんには
こういう本のほうが響くのでしょう。
世の中、いいモノが売れるのではなく、
欲しい人がいるモノが売れるのですから…。