さて、このローソク足には
「4つの価格」
が示されています。
「始値」(はじめね)
日足のローソク足だったら
その日の売買で最初に売買が成立した価格
「高値」(たかね)
日足のローソク足だったら
その日の日中に売買が成立した価格の一番高い価格
「安値」(やすね)
日足のローソク足だったら
その日の日中に売買が成立した価格の一番安い価格
「終値」(おわりね)
日足のローソク足だったら
その日の売買で最後に売買が成立した価格
もしこれが日足ではなく1時間足だとしたら、
1時間ごとに新しいローソク足が
作られますので、
始値は○時00分00秒以降の最初に売買が成立した最初の価格
高値は○時00分00秒から○+1時になるまでの間に
売買が成立した価格の一番高い価格
高値は○時00分00秒から○+1時になるまでの間に
売買が成立した価格の一番安い価格
終値は○時00分00秒から○+1時になるまでの間の最後に
売買が成立した価格
となります。
「始値 < 終値」であれば、
ローソク足の箱型の中を塗りつぶさない
「陽線」
というローソク足になります。
逆に「始値 > 終値」であれば、
ローソク足の箱型の中を塗りつぶした
「陰線」
というローソク足になります。
図で書くと下図のようになります。
コンピュータが発達する以前は、
紙に書いていたこともあるため
白黒2色で陽線か陰線かわかるようになっています。
ここ近年はパソコン上のチャートソフトや
証券会社のアプリが自動で描画してくれます。
設定次第では陽線に「赤」や陰線に「緑」を使うこともありますので
チャートをソフトで見る前に確認しておいたほうがよいでしょう。