トレード

上昇相場への応用

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これまで説明してきた
考え方や戦い方は、
往来相場でのものです。

上昇相場でも
基本的な考え方や戦い方は
一緒です。


しかし、大きく異なる点があります。


それは、往来相場では
誰もが見えている
上限・下限と言った
価格の目安が見つからないことです。


※上昇相場と言うことで、
今回も前回までと同じく
「買い」で解説をしていきます。


もし「これからは上昇相場だ!」と言う
認識でいれば、「安く買う」こと
を考えます。

つまり、価格が下がってきたところを
逆張りで買うわけです。

俗にいう「押し目買い」ですが、
俗に言われているほど簡単ではありません。


往来相場のように目安となる
下限の価格があるわけではありませんから、
逆張りで買っていくときの恐怖感は
往来相場以上でしょう。

もしかしたら、「これからは上昇相場」という
認識が間違っているかもしれないのです。

実際が「往来相場」だとしたら、
再び安値まで下落したり、
安値を割り込んだりする可能性も
ありますね。


そうなってしまっても対処できるように
あらかじめ戦略を練っておくことが重要です。


ここでの考え方としては、
「上昇相場になった、と思うけど
 往来相場だったとしても負けないようにする」
です。

となれば、分割で買っておく必要がありますね。


つまり、逆張り・分割売買は
上昇相場や下落相場でも有効だということです。


逆に言えば、上昇相場になった!と思ったからと言って、
「順張りの一発買い」は危険と言えます。


噴きあがった相場を見て、
飛びついて買ったはいいものの、その後下落して、
ウンザリした経験がある人もいるかと思います。

ウンザリしきったところで
あきらめて売ったら、そこが押し目の底で
あとから見たら、押し目を付けただけだった・・・
なんていうことは相場あるあるです。


じゃあこの押し目をどうやって攻略するのか、
それを次回解説したいと思います。

この記事を書いた人
悟流 剛
トゥインクルサロン専業のトレーダー。株・先物・FX・仮想通貨のトレードを通じて、貴重な経験を積む。 現在は、ゆったりとした先物取引で着実に利益を上げていくスタイル。
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