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プレゼンで最初に考えること その2

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プレゼンをするときに考える2点目は、
「そのプレゼンの目的が何なのか」
です。
 
プレゼンの内容そのものが
受け取ってもらえるかどうかも大事ですが、
目的によって内容も変わるからです。
 
前回ブログの例のように、
小学生に株式投資の話をする場合で
考えてみましょう。
 
 
プレゼンする私の目的が
 
・学校の先生に乞われて授業の枠を埋める
・小学生を将来の「カモ」に育てる
・小学生に投資の本質を理解してもらう
 
のどれかだとした時、
話す内容はがらりと変わります。
 
 
授業の枠を埋めるだけであれば、
多分何も考える必要はありません。
 
内容を受け取ってもらう必要すらないのです。
 
授業という体裁は保つ必要がありますから、
使っている言葉は小学生でもわかる言葉を選び、
シンプルな説明に終始すると思います。
 
 
また、私は絶対に引き受けませんが、
小学生のうちから将来のカモを育成する
というのであれば、内容は変わってきます。
 
有名な投資家や投機家を紹介し、
働かなくてもジャンジャンお金が
稼げることを紹介します。
 
リスクについては絶対に説明しません。
 
 
ですが、投資の本質を理解してもらうとなると、
まったく話が変わります。
 
”投資の本質”としては、
スタートアップから応援して、
株式そのものの値上がりと配当収入を狙う
ことを説明するでしょう。
 
リスクについての説明も必ずすると思います。
 
株主総会や議決権については
割愛するか、軽く触れる程度にすると思います。
 
小学生それだけの資金があるとは思えませんので。
 
 
 
当たり前の話となりますが、
目的によってこれだけテーマが変わります。
 
実は目的についても、
ストレートに額面通りに受け取っていいのか、
裏側にある本当の目的も考えなきゃ
いけないのかで変わってくるところです。
 
この辺は話がわき道にそれるので、
話がひと段落してからにしようと思います。
 
 
さて、プレゼンする
「相手」と「目的」が
わかりました。
 
 
次のステップは「伝え方」です。
この記事を書いた人
悟流 剛
トゥインクルサロン専業のトレーダー。株・先物・FX・仮想通貨のトレードを通じて、貴重な経験を積む。 現在は、ゆったりとした先物取引で着実に利益を上げていくスタイル。
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