トレード

成功するには

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トレードの世界に
限った話ではありませんが

人と同じことをしていたのでは
大きく成功することはできません。

なぜかと言えば、
優位性がなければ
戦って勝てないからです。


例えば、スマートフォン。

今のスマホに通じるものは
最初にアップル社がiPhoneを
市場に投入しました。

この時、先行者利益を獲得できるのは
アップル社のみです。

ほかにiPhoneに匹敵する
商品を開発しているメーカーは
ありませんでしたからね。

ですが、その後は
アンドロイド端末も含めて
同じようなスマホが
大量に出てきました。


こうなると、これまでのように
先行者利益を独占できません。


追従して開発したメーカーと
利益を分け合う形になります。


このあと、スマホ開発メーカーは
シェア争いに突入していくことになります。

当然、アップル社としては
先行者であることを武器に、
ブランド戦略を仕掛けることになります。

先行者であることは
ほかのメーカーができないことだからです。

スティーブ・ジョブズのイメージを使い、
スマートさを演出するのも
アップル社のみができることでしょう。


中国系スマホメーカーは
圧倒的な低価格で勝負してきています。

あれだけの安さはほかのメーカーでは
ちょっと実現できません。

(まぁ、低価格にできる背景には
国家的な戦略もあるかとは思いますが。)


アップル社もブランドイメージの
低下リスクを負えないので
同じ戦略は取りにくいところです。

低価格戦略に方向転換した結果、
既存の顧客を失い、
価格競争で勝てなかった
大塚家具とかが良い例です。


ビジネスの世界では、
このように他者ができないところに
優位性を見出して、
それを武器に戦っていきます。


一方で、トレードの世界は
ビジネスほど複雑ではありません。

商品開発する必要もなければ、
販売戦略を考える必要もないのです。


金融市場において、
勝ったものが手にした利益は
負けた人間が被った損失です。


金融市場で負ける人間が
できないことは何でしょう?

「感情がコントロールできない」

この1項目に集約されるかと
自分は思っています。

感情をコントロールできないから、
自分の中にある欲が邪魔をします。


欲があるから、
分割で買うことができない。

欲があるから、
チャンスを待つことができない。

欲があるから、
いつまでも損切りができない。


欲だけでなく、恐怖も
負ける人間がコントロールできていない
感情です。


恐怖があるから、
逆張りで買うことができない。

恐怖があるから、
すぐに利確してしまう。

恐怖があるから、
暴落で投げ売りしてしまう。


感情をコントロールできることは
金融市場で優位性を発揮します。

金融市場で成功するために、
肝に銘じておいてほしいと思います。

この記事を書いた人
悟流 剛
トゥインクルサロン専業のトレーダー。株・先物・FX・仮想通貨のトレードを通じて、貴重な経験を積む。 現在は、ゆったりとした先物取引で着実に利益を上げていくスタイル。
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