押し目を狙う、ということは
その銘柄のトレンドは
”上昇トレンド”
ということです。
上昇トレンドの前は
どういうトレンドでしたか？
トレンドは
上昇/下落/往来
のどれかですから、
下落か往来でしょう。
例えば、下落トレンドからの
急激に上昇トレンドへ
転換したように見えたとき、
順張りの人であれば
陽線を見て飛びついて
買うのでしょう。
逆張り・分割売買であれば
下がってきたところを買う…。
これが押し目買いです。
ですが、もしかしたら
急激に転換したのでは
ないかもしれません。
下落トレンド継続中、
あるいは
往来相場への転換
なのかもしれません。
買った後の動きが
芳しくないときに
すばやく逃げるためには、
下落トレンド継続中を
警戒していなければなりません。
押し目を付けた安値が割れて、
前の安値まで下がった時に
追撃で買うためには、
往来相場への転換を
考慮していなければなりません。
押し目買いって、
結構気を遣うものなんです。
逆に、大底を狙うのであれば
安いところを”買う”
という思考ですから、
底の往来相場での下限を
買い集めることを考えます。
こういう思考ですから
下落トレンドから
急激に上昇トレンドに
移るような
尖った底
は狙いにくいのです。
狙うのは、
その尖った底の価格まで
再び下落した時を狙います。
